白山開山1300年記念~ 夏山開山祭に参加しよう(1泊2日)

白山登山が初めての方のための夏山開山祭登山です。
本宮に参拝の後、白山へ。ご来光登山、室堂祈祷殿で
の開山祭に参加する新緑と残雪のコントラストが美しい
1泊登山です。
皆さまのご参加お待ちしています。
詳しくはこちらです。
http://ishikawashizen.jp/program2017/1300.html

エンレイソウについて

エンレイソウ属の植物は、ツクバネソウ属との共通祖先から
鮮新世末期に分岐し、北部太平洋の両沿岸に沿って分布を
広めたようです。
ギュンツ、ミンデル、リス、ヴルムの大きくは4回の氷期にど
の様な分布を成し得たのか、
オオバノエンレイソウ
ミヤマエンレイソウ
エンレイソウ
トカチエンレイソウ
ヒダカエンレイソウ
シラオイエンレイソウ
コジマエンレイソウ
などゲノム組成からエンレイソウ属の系統樹(湊正雄)が書
き表されています。
湊正雄氏はエンレイソウ属が経験してきたような、古地理的
変化や古気象的変遷、広くは古生態学的変化というものは、
他の植物の運命とも無縁ではなかったとしています。
このようなことを知ることでエンレイソウにも親しみが湧いて
きます。

ツクバネソウ
tukubane.jpg

エンレイソウ
enrei.jpg

今頃の実と花、際立つムラサキシキブ

ムラサキシキブは鮮やかな色で魅惑する。紫を認識する野鳥はいるのだろうか。
そういえばアケビも熟せば紫。サワフタギはブルー。色にはそれぞれの意味が
あるのだろうが不思議だ。
ムラサキシキブは標高が上がるにしたがい、落葉して紫の実だけが際立つ。
金沢近郊の山の木々は実を付け色づいていた。そして紅葉の時期を迎えるのだ。

ムラサキシキブ
IM4951.jpg

ツルシキミ
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キッコウハグマ
IM06.jpg

学名に白山の名がつけられた花

日本の高山植物といわれるものでは、ハクサンコザクラなど、白山名を冠する植物
を良く見かけます。これらは、白山の固有種ということではなく、古くから白山の植物
が研究されたことからだといわれています。
特に「白山草木志」は紀伊藩の本草学者 畔田伴在(くろだともあり1792-1859)
によって書かれた、白山では最初のフォーナ・フロラといわれています(久保信一)
中にはカライトソウのように学名に白山名(Sanguisorba hakusanensis)のつくも
のがあります。

カライトソウ(バラ科)ワレモコウの仲間は止血剤として根茎を活用したようです
karaiti01.jpg

垂れ下がる花穂からでる雄ずいの姿を絹糸の美しさに見立てたようです。
花穂の先から咲き始めます。
karaito02.jpg

白山の花 クルマユリ

クルマユリは白山の室堂付近ではハイマツの周辺でよく見かける。
鮮やかな色なのですぐ分かる。
ユリでは花の構成単位が3の倍数となっている。
花びらの内側の3枚は花弁(内花被)で外側の3枚はがく片(外
花被)となっている。つまり、6枚の花びらに見えるが、実際は花
弁3枚とがく片が3枚の構成となっている。同色なので見分けが
つかない。花びらの裏側をみてはっきりとした「がく」のない場合
は花びらと思えるものが実は「がく」だったというものがある。
キヌガサソウ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、トリカブトなども
その部類で、ラン科やユリ科、キンポウゲ科などで見られる。
実際はがく片も花弁も葉の一部とみなし「花葉」とされている。
花にであったら、このような観察もしてみたい。

クルマユリ(葉が車状に輪生している。雄ずいは6本)
kuruma01.jpg
プロフィール

Mikio Mitani

Author:Mikio Mitani
Yamashina town
Kanazawa city
ネイチャープロジェクト白山
事務局。
白山ネイチャーガイド
090-7088-2331

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